間違いだらけのスキンケア

先日お会いした美容師さんが、こんなことを言っていました。「髪の毛を健康に保つためには、地肌ケアが不可欠」だと。

しかも地肌ケアというのは、ただ洗うだけではなく、「自分の畑を耕すつもりで」というのがポイントらしいです。

いつも清潔にしておくのはもちろんのこと」、きちんと水分を与えて栄養を補給し、そして土を耕すように頭皮をマツ
サージしてあげる。

愛情をもって土壌をつくれば、そこからいい作物、つまり元気な髪の毛が生まれるというわけです。

家を建てるのでも何でもそうですが、やはり一番大切なのは「土台」の部分。

それは肌でいえば「表面川表皮」の下にある層、「真皮」にあたるのです。

ここに十分な栄養がなかったら、表皮は枯れてしまいます。

つまり、「健全な肌は、健全な真皮に宿る」というわけです。

だから私は、「美容液、美容液!」と口を酸っばくして言うのです。

スキンケアでは美容液がとても大切!

美容液は化粧水や乳液と違って、表皮の下の真皮の部分にまで届いて、肌を若返らせてくれるものだからです。

にもかかわらず、美容液を利用していない人があまりにも多い。

その効果が理解されていないからでしょう。

ただし、美容液だけをいきなり肌につけても十分な効果は期待できません。

美容液の栄養分をめいっぱい、真皮にまで届かせるためには、まず、「クレンジング」で肌の汚れや老廃物をきっちり取ること。

そして、「化粧水」で肌の表面をふやかして、「美容液」の通り道をつくってあげる。

そうすれば、真皮は美容液の栄養分を最大限に吸収できるのです。

さらに、美容液を真皮にまで入れ込んだあと、「乳液」か「クリーム」できちんと表皮の上から「フタ」をして、養分を肌の奥に閉じ込めます。

こういう手順をきちんと踏むことですべての化粧品が自分の役割を最大限に発揮し、肌を健康な状態に導いてくれるのです。

でも、こんな当たり前のことがわかっていない人があまりにも多いのです。

スキンケアの基本を理解する

化粧水だけをパシャパシヤつりている人。肌がかさつくからといって、クリームをいきなりつける人。

それに、クレンジング剤でメイクや汚れを落としているにもかかわらず、さらに石鹸で洗うダブル洗顔族。

そういう人たちは、肌の表面の汚ればかりにとらわれているから、中身がスカスカなんです。

当然、どんどん肌体力は落ちていきます。

私は「高価なクリーム」や「新色の口紅」などを求める前に、まずは朝と夜の基本のスキンケアをしっかりとマスターしていただきたいと思います。

きちんと肌の奥までケアをして、肌の基礎体力をつけてほしい。

「きれいな肌を手に入れたい」と言うのは、それからです。